カテゴリー「不毛地帯」の記事

2010年3月13日 (土)

★TV:不毛地帯:最終話★

★TV:不毛地帯:最終話★
http://www.fujitv.co.jp/fumouchitai/story/index19.html
壱岐正の立場がどうなるか?大門社長は壱岐の行動に怒りを抱き里井を復職させようとする。その時に丁度、サルベスタンから石油噴出の朗報が飛び込む。情勢が一転し大門も壱岐の引退進言を受け入れざるを得ない。自動車業界の外資導入にも目途が付いた。
壱岐は大門と共に引退し、シベリアに眠る同胞の遺骨引き取りに向かう。 H22313



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山崎豊子の小説は皆、日本の歴史に残る大事件ばかりだ。小説とは言え詳細な調査にもとずく記述には後世の日本人に残しておきたいメッセージを込めている様にも思える。
日本人よ!決して忘れてはいけない!過去にこのような大事件があったのだ・・・と!!
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近畿商事は、副社長の壹岐正(唐沢寿明)、エネルギー部門の担当常務である兵頭信一良(竹野内豊)を中心に、イラン・サルベスタン工事の掘削を開始した。だが、60億円もの費用を投じて4本の井戸を掘ったにもかかわらず油田を掘り当てることはできなかった。
その最中、最後の望みを託した五号井が、ガス暴噴を起こしたとの連絡が入る。それ以来、現地からの報告は途絶え、電話も繋がらない状態が続いたため、壹岐は焦りを隠せなかった。
2日後、壹岐のもとにようやく現地にいる兵頭からの連絡が入る。
2日間に及ぶ徹夜の作業で、五号井はようやく正常循環に戻ったという。壹岐は、ガス暴噴は油がある兆候だという兵頭の言葉を信じ、すべてを彼に任せて掘削の再開を指示する。 そんなある夜、壹岐のもとに東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)がやってくる。そこで鮫島は、近畿商事社長の大門一三(原田芳雄)が綿花相場で苦戦している話を切り出した。近畿商事のメインバンクである第三銀行の頭取が、その件で大門のことを心配していた、というのだ。あくる日、綿花部長の伊原(上杉祥三)は、大門に進退伺を出す。綿花相場で49億円もの損失を出した責任を取って、大門を守ろうというのだ。
しかし大門は、皆に知られて逆に自分の立場が悪くなる、といって伊原が出した進退伺を破り捨てた。大門は壹岐を呼び出し、伊原に進退伺を出すよう迫ったのではないか、と問いつめた。
壹岐は、それを認めると、早急に綿花相場から手を引いてほしいと大門に迫った。聞き入れられない場合は役員会議で決議を出す、という壹岐の言葉に危機感を抱いた大門は、タクボ工業を訪れ、里井達也(岸部一徳)に会った。そこで大門は、壹岐を近畿商事から出すのなら戻る、という里井が出した条件を聞き入れると約束する。
別の日、壹岐のもとに、アメリカ近畿商事の海部要(梶原善)、八束功(山崎樹範)がやってくる。海部らは、千代田自動車とユナイテッドモーターズの提携を進めており、ようやくユナイテッドモーターズ側が会合の席についてくれたのだという。サルベスタンでは五号井の採掘が進められていたが、依然、石油が出る兆候はなかった。
そこにやってきたオリオン・オイル社のリーガン会長(チャールズ・グラバー)は、リスク覚悟で水圧破砕を試すべきだと主張する。水圧破砕は、威力がある分、予期しない地層の崩壊を招く危険性もあった。が、リーガンは、すでに損益ラインをオーバーしている以上、このまま石油が出るのを待つだけなら降りる、というのだ。決断を迫られた兵頭は、しばらく考えた後、水圧破砕にすべてを賭ける覚悟を決める。
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同じころ、近畿商事では役員会議が開かれていた。伊原がノイローゼで神経科に入院した件と合わせて、綿花相場での巨額損失について切り出したのは財務本部長の武蔵稔(中原丈雄)だった。しかし大門は、綿花相場の件より60億円を無駄にした石油開発の方が問題だと言い出し、経営を立て直すために里井を副社長として呼び戻すことにした、と役員たちに宣言する。役員たちの前で里井が副社長復帰の挨拶をしている最中、壹岐の秘書・塙四郎(袴田吉彦)
が役員会議室に飛び込んでくる。サルベスタンの五号井から石油が出たという知らせだった。日産2〜3万バーレル以上の噴出状態だという。業務本部長の角田保(篠井英介)や武蔵は、壹岐に祝福と労いの言葉をかけた。壹岐は、涙を浮かべながら役員たちに礼を言った。 壹岐は、大門とともに記者会見を行い、油田発掘の報告をする。その席で壹岐は、今回の成功は、失敗のリスクを恐れなかった大門の勇気が一番の要因だ、と褒め称えた。入り口でそのようすを見ていた里井は、静かに会見場を後にした。会見を終えた大門と壹岐は、社長室に戻った。そこで壹岐は、大門にいきなり勇退を迫った。「石油開発を始めるときから、お前の腹の中には社長の椅子に座るっちゅう野望があったんやな。何が国益や、何が使命感や!」。
大門は、壹岐を怒鳴りつけた。あくる日、毎朝新聞の一面には、大門が綿花相場で巨額の損失を出したという記事が掲載された。
壹岐が、毎朝新聞の田原秀雄(阿部サダヲ)に情報を流したのだ。それを見た大門は、怒りが収まらず、新聞を放り投げ、踏みつけて暴れた。大門は、やってきた里井に、大株主や主力銀行の支持を取り付けるよう命じた。だが里井は、すでに勝負はついているとし、近畿商事復帰の話を白紙に戻してほしい、と言い出す。大株主や金融筋だけでなく、社内の人間もすべて壹岐を支持するいま、大門には彼を切る力はない、というのだ。一方、黄紅子(天海祐希)は琵琶湖を訪れていた。そこに秋津千里(小雪)を呼び出した紅子は、
壹岐と結婚しないのか、と尋ねた。すると千里は、壹岐とはもう結婚がどうという間柄ではないのかもしれない、と答えた。千里は、妻となることで陶芸の制作を乱されたくないという思いがあった上、亡くなった佳子のように壹岐を支えることができないとも考えていたからだった。そんな千里に、「あなたと亡くなった奥様は違うのよ」と紅子は声をかけ…。
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別の日、壹岐は、大門に呼ばれて大阪本社を訪れる。そこで大門は、近畿商事の社長を退いて、会長に就任することを壹岐に告げる。すると壹岐は、会長ではなく相談役になってほしいと進言し、胸のポケットから辞表を取り出した。石油開発に成功したいまこそ世代交代を断行し、これからは組織で戦うべきだというのだ。壹岐の思いを受け止めた大門は、集まった役員たちの前で社長を退くことを発表する。壹岐も退任すると知った兵頭らは、驚きを隠せなかった。
壹岐は、直子(多部未華子)と誠(斎藤工)を呼び、これからは谷川正治(橋爪功)の遺志を継いで朔風会の仕事をやっていくと伝える。
直子は、迷惑をかけ通しですまなかったと頭を下げる父に、「長い間、お疲れ様でした」といって微笑んだ。千里に会いに行った壹岐は、いままでのことを詫び、ふたりの関係を終わらせようとした。
しかし千里は、壹岐への思いはこれからも変えられないのだから待っている、と答える。    H223132
数日後、壹岐は、シベリアに向かうため、
羽田空港にいた。
そこに現れた鮫島は、近畿商事が
千代田自動車とユナイテッドモーターズ
の資本提携に成功したという新聞記事
を見せ、このままでは済まない、
辞めたと見せかけて奇襲攻撃を
仕掛けるつもりだろう、などと言い出す。
出発ゲートに向かう壹岐を追いかけた鮫島は、
その背中に向かって、「まだ勝負はついてないぞ!壹岐正を倒せるのはこの鮫島だけだ!辞めるな!」と叫んだ。
シベリアの地に降り立った壹岐は、雪原の中に広がる日本人墓地を訪れる。       H223133
シベリア抑留の過酷な日々を思い出しながら、静かに手を合わせる壹岐。その目からは涙が溢れて…。
***完結********
10月15日の第1話から3月11日の最終話
まで19回のドラマは終わった!

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2010年3月 7日 (日)

★TV:不毛地帯:第十八話★

★TV:不毛地帯:第十八話★ http://www.fujitv.co.jp/fumouchitai/story/index18.html
石油開発に乗り出したH2237
近畿商事は、アメリカ
の独立系石油開発会社
オリオン・オイル社と組んで
イランのサルベスタン鉱区を
落札した。
日本石油公社の支援を得た
近畿商事は、
東京商事からも5%の出資を受け、
石油の掘削工事を開始した。落札から3年8ヵ月後、副社長となった壹岐正(唐沢寿明)は、アメリカ近畿商事時代の部下・塙四郎(袴田吉彦)を呼び寄せて秘書にする。人事、総務、業務、海外事業の四部門を掌握した壹岐は、事実上、近畿商事の経営全般を指揮する権限を有するようになっていた。一方、石油部長だった兵頭信一良(竹野内豊)は、石油、ガスなどを統括するエネルギー部門の担当常務に昇進していた。 サルベスタンではすでに3本の井戸を掘っていたが、石油は一滴も出なかった。現在、四号井<よんごうせい>の掘削を進めているものの、これまでに合計50億円もの掘削費が泡と消えていた。 その矢先、四号井が深さ4750フィートで逸泥を起こし、いつ暴噴するかわからない危険な状態に陥っているとの連絡が入る。逸泥とは、坑井内の循環泥水が地層中の空洞や亀裂、浸透性の高い地層などによって失われる現象をいい、坑壁の崩壊や掘管の噴出といった重大なトラブルを引き起こす。ただちに現地に向かった兵頭は、石油があると思われる深度5000〜8000フィートまで掘り進める方法を模索した。だが、これ以上掘るのは不可能だという現場責任者の判断から、兵頭も四号井の廃坑を決断するほかはなかった。 四号井の廃坑を受け、日本石油公社の山下総裁(矢島健一)は近畿商事に対する支援の打ち切りを決定する。壹岐は、四号井で良好な貯留層の存在が認められたことから、社長の大門一三(原田芳雄)に五号井の掘削を願い出た。しかし大門は、公社が手を引いた以上資金繰りができないとして、サルベスタンから撤退すると言い出す。壹岐は、かつての大門なら五号井を掘るといったはずだ、と返した。その言葉に激怒した大門は、自分の正当性ばかり主張して現実から目をそらすな、と怒鳴った。
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サルベスタンの開発を諦めきれなかった壹岐は、中東の石油事情に詳しい国際ロビイストの竹中莞爾(清水紘冶)を訪ねた。竹中は、内閣総理大臣の田淵(江守徹)とじっこんの間柄だった。そこで、竹中から田淵に、イラン国王がサルベスタンの開発続行を強く望んでいることを伝えてもらい、政府から日本石油公社に支援再開を指示させようという目論見だった。
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壹岐は、兵頭とともにテヘランのドクター・フォルジ(アルフレド・ベナベント)を訪ね、イラン国王の力を借りたいと申し出る。さらに壹岐は、アメリカ近畿商事の海部要(梶原善)を日本に呼び寄せた。アメリカ近畿商事時代に為替差益などで得た利益をプールしていた壹岐は、その金1000万円を海部に届けさせたのだ。それは、田淵に渡すための金だった。さっそく田淵邸を訪れた壹岐は、田淵が飼っている鶴のために配合飼料を用意してきた、といって箱を手渡した。箱の中に敷き詰められた飼料の下には、海部が持ってきた1000万円が隠されていた。政府からの強い要望で、日本石油公社は近畿商事への支援継続を決定する。壹岐からその報告を受けた大門は、最後の1本だと念を押して、五号井の採掘を許可した。壹岐は、兵頭とともにサルベスタンに向かった。五号井の採掘開始に立ち会うためだった。そんな中、採掘が続けられていたサルベスタンの五号井でガス暴噴が発生し…。

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2010年2月27日 (土)

★TV:不毛地帯:第十七話★

★TV:不毛地帯:第十七話★
http://www.fujitv.co.jp/fumouchitai/story/index17.html#contents
今回の入札の金額を丁々発止と     H22227
やり取りするのは
緊迫感があった。
入札には勝ったが・・・
これから続く、泥沼とは・・・??
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石油開発に乗り出した壹岐正(唐沢寿明)と兵頭信一良(竹野内豊)は、
イラン・サルベスタン鉱区の          H222272
国際入札に際し、ライバルとなる他社の
入札価格に関する情報を入手するために、
イラン国王の側近である医師ドクター・フォルジ(アルフレド・ベナベント)に接触する。
壹岐たちは、イラン前王妃と親交が
深い黄紅子(天海祐希)の
協力でフォルジと面会の約束を取り付けた。
だが、フォルジが面会の場所に指定してきたSp2250014 のは、ソ連の首都モスクワだった。
シベリアで11年館も過酷な抑留生活を送った壹岐にとっては、二度と足を踏み入れたくない国だった。
壹岐たちは、ドクター・フォルジの代理人であるソ連医学アカデミーのドクター・ペトロシャンの別荘を訪れた。
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近畿商事側がイラン国王の側近と接触したことを確信した鮫島は、五菱商事の神尾(名高達男)や五井物産の有田(大門正明)に対して、すでに取り決めた入札価格に500万ドル上乗せすべきだと訴える。帰国した壹岐は、社長の大門一三(原田芳雄)に、入札価格の情報と引き換えとしてフォルジから提示された条件を伝える。
入札2日前、フォルジの邸宅を訪れた兵頭は、そこで1冊の詩集を手渡される。それが、処方箋なのだという。
あくる夜、近畿商事のテヘラン事務所に、フォルジから電話が入った。そこで、ゆっくりと2編の詩を読みあげるフォルジ。
兵頭とともにそれを聞きながら書き留めた東山(小市慢太郎)は、詩集の中から、フォルジが読んだ詩を探した。
ふたつの詩が掲載されていたのは36ページと105ページ――入札価格の最高値は、36×105で3780万ドルという意味だった。
連絡を受けた壹岐は、大門にその価格を報告した。
大門は、上限として取り決めた3600万ドルを超えていることに難色を示した。壹岐は、そんな大門に、第四次中東戦争勃発の可能性があることを告げ、上限を4000万ドルまで引き上げることを了承させる。
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入札当日。オリオン・オイル社のリーガン会長(チャールズ・グラバー)とともに、
イラン石油公社を訪れた兵頭は、筆頭理事のドクター・キア(アハマド・アリ)に入札価格を書きこんだ書類を手渡す。
近畿商事とオリオン・オイル社が提示した価格は3990万ドルだった。帰り際、兵頭たちは、入札にやってきた鮫島ら日本石油公社グループとすれ違った。石油公社グループが、入札締め切りの5分前にやってきたことに、兵頭は不安を隠せなかった。
リーガンは、そんな兵頭に、我々はやるべきことはすべてやった、と声をかけた。 あくる日、兵頭は、電話でイラン石油公社に呼び出される。リーガン会長とともにイラン石油公社に向かう兵頭。
そこでドクター・キアは、近畿商事、オリオン・オイルグループが一番札であることを決定した、とふたりに告げた。
リーガンと固い握手を交わし、抱き合って喜ぶ兵頭。その目には涙が滲んでいた。その知らせは、すぐに東京本社の大門と壹岐にも伝えられた。入札価格の第2位は西ドイツのデミネックス社で3950万ドル、日本石油公社グループは3900万ドルで第3位とのことだった。
その夜、壹岐は、毎朝新聞の記者・田原秀雄(阿部サダヲ)に連絡を入れて呼び出し、イラン・サルベスタン鉱区を落札したと報告する。
田原は席を立つと、猛然と走りだした。
あくる日、毎朝新聞の一面には、近畿商事の快挙を伝える記事が掲載された。
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帰社した大門と壹岐は、集まっていた新聞記者たちに囲まれた。
自由党の田淵幹事長(江守徹)は、友人でもある国際ロビイスト・竹中莞爾(清水紘冶)と能を楽しんでいた。
竹中は、近畿商事がサルベスタン鉱区を落札したことで、日本石油公社をバックアップしていた佐橋から、
田淵に総理大臣の座が渡る日も近いと見ていた。
「それにしても、あの壹岐正は、面白そうな男だな。
長い付き合いになりそうだ」。田淵は、そうつぶやいた。
テヘランを訪れた壹岐たちは、無事、調印式を済ませた。
「サルベスタンは、壹岐正とって、第二のシベリアになるだろう」とドクター・フォルジは予言した。
その言葉通り、石油ビジネスにおける本当の戦いはこれからだった…。

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2010年2月20日 (土)

★TV:不毛地帯:第十六話★

★TV:不毛地帯:第十六話★
現代の紛争は資源の争奪戦!
石炭、鉄鉱石、石油、その他H22220
もろもろの資源を大量に消費する。
文明の宿命だ!

経済活動で穏便に行っている間は
いいがそれで需給がバランス
出来なくなると紛争、闘争に
なる。壱岐正は日本の宿命を
背負っている。
http://wwwz.fujitv.co.jp/fumouchitai/story/index.html#contents

石油開発に乗り出した壹岐正(唐沢寿明)と兵頭信一良(竹野内豊)は、イラン・サルベスタン鉱区の国際入札に際し、商社連合の日本石油公社グループから離脱し、米独立系石油会社オリオン・オイルと組むことを決意する。

社長の大門一三(原田芳雄)は、反対派だった副社長の里井達也(岸部一徳)を関連会社に出向させた。壹岐の要望を受けての決断だった。さらに壹岐は、大門とともに自由党幹事長の田淵(江守徹)を訪ね、近畿商事の後ろ盾になってもらいたいと依頼した。石油利権を握る政治家たちと組んでいる日本石油公社総裁の貝塚道生(段田安則)や東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)らによる妨害工作に対抗するためだった。

ところがその矢先、近畿商事がオリオン・オイル社と組んで国際入札に参加すること批判する記事が新聞各紙に掲載される。日本石油公社グループからの離脱は国益を無視した行為だというのだ。それを受け、貝塚は、近畿商事の行動は利益を独占しようというものであり極めて遺憾だとのコメントを発表する。

一方、兵頭は、近畿商事テヘラン事務所を拠点に、国際入札の決定権を持つイラン国王とその周辺の人物に関する情報収集を続けていた。国王の決断に影響力を持つ側近とコンタクトを取り、各国の入札価格等の情報を得ることが最重要任務だった。

近畿商事への非難が高まる中、取引先からのは、オリオン・オイルと組むなら今後の取引を白紙に戻すという電話が相次いだ。壹岐は、オリオン・オイルとの入札が事実だと認めた上で、今回の決断はあくまでも日本石油公社グループが入札できなかった場合の安全弁だと取引先に説明するよう社内各所に指示する。

林田の屋敷を訪れた壹岐は、オリオン・オイルと組んだのは国益を考えた上でのことだと説明した。それに対して林田は、佐橋総理は自分の友人だから石油公社グループに戻れるよう力になりたいと告げた。しかし壹岐は、その申し出を受けようとはしなかった。

  **********

田原から、もし近畿商事とオリオン・オイルが一番札をとり、二番札が日本石油公社グループだったらどうするつもりなのか、と問われた壹岐は、公社グループに譲る、と返答した。

やがて、李が言っていたイラン国王の側近はドクター・フォルジという男であることが判明する。兵頭からの情報で、ドクター・フォルジはイラン前王妃からも信頼されていると知った壹岐は、黄紅子(天海祐希)の言葉を思い出す。紅子は、友人であるイラン前王妃から、近畿商事がどういう会社か尋ねられたと言っていたのだ。

数日後、兵頭はベイルートで紅子と合流し、イラン前王妃からドクター・フォルジに宛てた親書を受け取る。紅子によれば、フォルジは火曜日の夜だけ王宮を出て家で過ごすのだという。それを聞いた兵頭は、ただちにテヘランに向かい、フォルジの家を訪れた。

兵頭は、顔を出した執事に親書を見せ、フォルジに会いたいと告げた。しかし、フォルジは誰にも会わないという。諦めきれない兵頭は、家の中に聞こえるように、石油開発への思いを叫んだ。

  

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2010年2月15日 (月)

★TV:不毛地帯:第十五話★

★TV:不毛地帯:第十五話★

http://wwwz.fujitv.co.jp/fumouchitai/story/index.html#contents

壱岐正の社内での闘争に決着が付いた。

これから石油開発。        H22215
前回東京商事に煮え湯を   
飲まされたので
石油公社から独立した

形で応札する。
しかしこれが又難題を生む。

千里との間はまた、
アクセルとブレーキ。

 

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石油開発に乗り出した壹岐正(唐沢寿明)と兵頭信一良(竹野内豊)は、イランのサルベスタン鉱区が売りに出されるという情報をどの商社よりも先に入手した。その情報を元に、壹岐たちは日本石油公社総裁の貝塚道生(段田安則)に会い、近畿商事の単独入札と、開発資金援助の内諾を得る。それを知った東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)は、近畿商事の単独入札を阻止するために五菱商事、五井物産と手を組み、貝塚に圧力をかけた。その結果、サルベスタン鉱区は、近畿商事、東京商事、五菱商事、五井物産の四社連合で入札することになった。だが、他社がそれぞれ30%の出資比率であるのに対し、近畿商事だけが10%という屈辱的な決定が下されてしまう。

貝塚の決定に激怒した壹岐は、日本石油公社とは手を組まずに今回の入札に挑むことを決意。技術力と資本力を持つ海外の石油開発会社を探した壹岐たちが目を付けたのは、米の独立系石油会社・オリオン・オイル社だった。

一方、仕事に復帰した副社長の里井達也(岸部一徳)は、社長の大門一三(原田芳雄)から石油開発の件を相談される。里井は、日本石油公社グループから離脱して海外の会社と組むのは非常識だとし、失敗すれば会社の屋台骨を揺るがし、大門の進退にもかかわる、と主張する。

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あくる日、近畿商事では、社長の大門以下、役員たちが顔をそろえ、経営会議が開かれる。議題はもちろん石油開発とオリオン・オイルとの提携についてだった。会議は、予想通り壹岐と里井が激しく衝突した。が、堂本や武蔵だけでなく、角田までもが壹岐を支持する。激高した里井は、真珠湾攻撃の話まで持ち出し、壹岐を非難した。それに対して壹岐は、だからこそかつて武力で得ようとした石油を日本の将来のために平和な形で得ようとしている、と返す。そうしたやり取りを聞いていた大門は、リスクのないところには利益も繁栄もない、として、社運をかけて石油開発に取り組むことを決意する。

会議の後、壹岐は、大門にあることを頼む。それは、里井の排除だった。あくる日、里井を呼び出した大門は、タクボ工業の社長に就任し、その経営を立て直すよう命じた。突然の話に混乱し、壹岐に騙されないでください、などと声を荒げる里井。大門は、そんな里井に、遺言状の話を打ち明ける。ここ10年の間、大門は、万が一自分の身に何かあった場合のことを考え、毎年元旦に遺言状をしたためていたのだという。その10回とも、後継者には里井の名前を書いた、というのだ。もしこの内示が受けられないのなら辞めてもらうしかない――大門はそう言って社長室を後にした。ひとり残された里井はただ泣き崩れ…。

大門が壹岐を同行させて向かったのは、自由党幹事長・田淵(江守徹)の邸宅だった。そこで大門たちは、近畿商事がオリオン・オイル社と組んでイラン・サルベスタン鉱区の国際入札に参加することを報告し、田淵にその後ろ盾を頼んだ。

そんな中、壹岐は、谷川正治(橋爪功)とともに、舞鶴の五老ヶ岳を訪れる。谷川は、シベリア抑留者が帰還した舞鶴港を見渡せるこの場所に、シベリアで死んでいった仲間たちのための慰霊碑を建てようと決意していた。そこで壹岐は、最後の仕事として石油開発を手がけることになったと谷川に報告する。石油が国家の生命線であることを知る谷川は、戦争で亡くなった者のために必ずやり遂げるよう、壹岐を激励した。

ほどなく、近畿商事が日本石油公社グループを離脱した件が新聞各紙で報じられた。が、その内容は近畿商事を厳しく非難するものばかりだった。

   

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2010年2月 6日 (土)

★TV:不毛地帯:第十四話★

★TV:不毛地帯:第十四話★
http://wwwz.fujitv.co.jp/fumouchitai/story/index.html#contents
今回は石油の開発入札で  H22261
またまた鮫島にしてやられた。
商社活動や千里との関係
にしても
・・・ドラマの展開は
アクセルとブレーキの連続。
ストーリーの期待感は
あるものの後に残るのは
後味の悪さだけ。
これでは普通のTVドラマでは直ぐに途中降板になってしまう。小説の長さも理解できるがだんだんドラマの興味が減退する。
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アメリカ近畿商事から東京本社に帰任した壹岐正(唐沢寿明)は、専務取締役に就任する。それは、壹岐が社長の大門一三(原田芳雄)に次いで、近畿商事のナンバー2になったことを意味していた。
それから半年後の昭和45年12月、イランで石油鉱区が売りに出されるという情報をつかんだ石油部長の兵頭信一良(竹野内豊)は、石油開発を手がけたいと壹岐に直訴する。今回、売りに出される鉱区は、兵頭が以前から目をつけ、情報収集を続けていたサルベスタン鉱区である可能性もあるという。石油開発にすべてを賭けようとしている兵頭の強い決意を知った壹岐は、ただちにイランに向かうよう指示した。同時に壹岐は、イランへの経済協力として同国の液化天然ガスを関東電力に導入させるべく動き始める。
大門を訪ねた壹岐は、さっそく石油開発の件を切り出した。石油開発にかかる費用はおよそ200億円。石油が出れば1000億円以上の利益が見込まれていた。開発費用は、日本石油公社から最大で50パーセント支援してもらうことができるという。開発に失敗した場合でもその返済は免除されるというものの、石油が出なければ100億円もの費用が無駄になる。大門は、その場での決断を避けた。
一方、兵頭は、近畿商事テヘラン事務所を拠点にして情報収集を開始する。だが、売りに出されるのがどこの鉱区なのか、つかむことができなかった。焦りを隠せない兵頭は、イラン石油公社の筆頭理事に会うために、以前から何度か接触してきていたブローカーとコンタクトを取る。しかし、兵頭のミスから、その計画も失敗に終わってしまう。
壹岐は、第三次中東戦争の際にも協力を仰いだ国際ロビイストの竹中莞爾(清水紘冶)の事務所を訪ねる。そこで壹岐は、リビアの元石油大臣で、現在は石油コンサルタントをしているハバシュという人物が今回イランで売り出される鉱区を知っているとの情報を得る。壹岐は、兵頭に連絡し、ハバシュが滞在しているパリに向かうよう命じた。 
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数日後、貝塚から連絡を受けた壹岐は、日本石油公社に向かった。だが、通された会議室には、すでに神尾と有田が待っており、ほどなく鮫島も現れた。そこにやってきた貝塚は、サルベスタン鉱区の国際入札は、五菱商事、五井物産、東京商事、近畿商事の四社連合で臨むと言い出す。しかもその出資比率は、他社が一律30%であるのに対し、近畿商事だけが10%という屈辱的なものだった。壹岐は、激しい怒りに震えて…。

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2010年1月31日 (日)

★TV:不毛地帯:第十三話★

★TV:不毛地帯:第十三話★
http://wwwz.fujitv.co.jp/fumouchitai/story/index.html#contents
自動車の外資導入は決着が付いた。
次は石油の話が始まる。                     H2213113
壱岐は専務に昇進した。
千里(小雪ちゃん)との話もどうなるか?
家族に誤解されてしまった。
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壹岐正は、社長の大門一三(原田芳雄)に同行して、次期総理の呼び声も高い自由党の幹事長・田淵(江守徹)の邸宅を訪れる。その席で田淵は、千代田自動車と米・フォーク社の提携話を持ち出し、国益絡みの問題に関しては、関係省庁より先に党の了承が必要だ、と言い出す。壹岐は、田淵がこの提携話に一枚噛んでおきたいという思惑で大門を呼び出したと察し、両社の交渉を詰めた上で改めて助言を仰ぎたい、と答えた。
一方、出張から戻った副社長の里井達也(岸辺一徳)は、田淵の一件を知るや否や壹岐を呼び出し、怒りをぶつける。社長である大門が電話1本で駆けつけるなど不見識極まる、というのだ。壹岐は、田淵に会っておきたくて大門を急きたてたのではないか、という里井の疑念を否定すると、オーストラリアに立ち寄ったとされていたフォーク調査団のひとり、アーリックマン(ブレット・コールマン)が、実は東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)と行動をともにしていたことを伝える。すると里井は、不安材料を並べていたずらに危機感をあおるような戦法は通じない、といって壹岐の言葉に耳を貸さないばかりか、副社長命令で壹岐を提携プロジェクトのメンバーから外してしまう。
心臓の発作で倒れたばかりの里井は、医師から海外出張などを控えるよう助言されていた。だが里井は、妻の勝枝(江波杏子)や腹心である業務本部長の角田保(篠井英介)の反対を押し切って単身デトロイトに向かい、フォーク社との交渉を一気に詰めようとする。ところが、フォーク社のアジア渉外担当・プラット(ニコラス・ペタス)は、そんな里井にいきなり新たな条件を提示した。それは、フォーク社と千代田自動車の間で新たに設立する合弁会社の出資比率をフォーク51%、千代田49%に変更してほしい、というものだった。
帰国した里井は、大門とともに千代田自動車の森社長(大林丈史)、村山専務(田村亮)、小牧常務(小野武彦)と会い、フォーク社側の意向を伝えた。するとそこに、毎朝新聞夕刊の早刷りを手にした角田が飛び込んできた。その一面に掲載されていたのは、フォーク社が東和自動車と提携する意向を東京商事に正式に伝えた、という田原秀雄(阿部サダヲ)が書いたスクープ記事だった。遅れてやってきた壹岐は、フォーク会長(アレキサンダー・バリ)から届いたばかりの手紙を大門に手渡す。そこには、千代田自動車との交渉を打ち切る、と記されていた。激しいショックを受けた里井は、胸をかきむしるようにしてその場に倒れ、病院に運ばれてしまう。
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半年後の昭和45年12月。石油部長の兵頭信一良(竹野内豊)は、イランで石油鉱区が売りに出されるという情報を入手する。それは、兵頭がかねてから目をつけていたサルベスタン鉱区の可能性もあった。サルベスタン鉱区の資料を持って部屋を飛び出した兵頭は、壹岐のもとを訪れ、石油開発実現に向けて力を貸してほしい、と頭を下げた。兵頭の固い決意を知った壹岐は、ただちにイランに向かうよう指示し…。
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2010年1月24日 (日)

★TV:不毛地帯:第十二話★

★TV:不毛地帯:第十二話★
今回はアメリカの自動車会社が  H22124
日本の販売店の経営状態を調査する。
状態の悪いのを隠そうとするが却って
疑念を深めてしまう。
また副社長と壱岐との確執が
修復不可能な状態になる。
小雪ちゃんとの関係は?
小雪ちゃんは相変わらず綺麗!!
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千代田自動車との間で新たな
合弁会社を作るという近畿商事の
提案に興味を示したフォーク社は、
日本に覆面調査団を派遣する。
千代田自動車の経営状態を
調査するためだった。
壹岐正(唐沢寿明)は、   
調査団の責任者で、
海外企画担当マネージャーの
アーリックマン(ブレッH22124_2ト・コールマン)が
来日していないことに気づき、
その行方を追っていた。
ほどなく、調査団を出迎えるために帰国していた八束功(山崎樹範)から連絡があり、アーリックマンは、ホノルルでメルボルン行きの飛行に乗り換え、オーストラリアに向かったとの情報が入る。フォーク社側の説明によれば、オーストラリア・フォークで緊急事態が発生したためだという。不安を拭い去れなかった壹岐は、塙四郎(袴田吉彦)に、近畿商事の支店網を使ってアーリックマンが本当にオーストラリアにいるかどうか調べるよう指示する。
一方、副社長の里井達也(岸部一徳)と業務本部長の角田保(篠井英介)は、フォーク調査団を案内する販売店のリストを八束に渡す。それは、千代田自動車の販売店の中でも、比較的経営が安定している店を選んだものだった。フォーク社が事前調査に基づいて販売店を指定してくることを危惧した八束は、調査団メンバーの経歴だけでも調べておくべきではないか、と里井たちに進言した。しかし里井は、壹岐に何を言われたかは知らないが口を挟むな、と八束に言い放つ。
あくる日、里井たちは、調査団メンバーとの会合に臨む。その席で、調査団のラディ(エリック・ボーシック)は、里井たちが提示した販売店リストを拒否し、自分たちが用意してきたリストを提示する。すでに彼らは、独自の情報を元に、経営が悪化している販売店をリストアップしていた。
同じころ、壹岐は、海部要(梶原善)からの報告で、フォーク調査団が里井たちの販売店リストを拒否したことを知る。そこに飛び込んできた塙は、アーリックマンがオーストラリアに立ち寄った形跡がないことを壹岐たちに伝える。
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あくる日、里井たちは、フォーク調査団との最終会合に臨んだ。そこには、アーリックマンの姿もあった。そのアーリックマンから、合弁会社設立を前向きに検討する、という回答を得た里井は、大門に喜びの報告をした。だが、不安を拭うことができない壹岐は、毎朝新聞社の田原秀雄(阿部サダヲ)と極秘で会うことにする。壹岐は、近畿商事の情報を提供することを約束し、田原から話を聞く。実は、アーリックマンは1週間前から来日しており、田原はずっとその動きを追っていたのだという。その間、アーリックマンと行動を共にしていたのは鮫島だった。
壹岐は、ただちにそのことを大門に報告した。するとそこに角田が飛び込んできた。自由党の田淵幹事長(江守徹)から、大門に聞きたいことがある、という呼び出しの電話があったというのだ。大門は、壹岐を同行させて、田淵の邸宅を訪れるが…。
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2010年1月15日 (金)

★TV:不毛地帯:第十一話★

★TV:不毛地帯:第十一話★H221151
年末・年始の間、しばらく放映が
なかったので、 最初から断片的に
ストーリーの局面の映像が流れた。
今回も外資・アメリカの
自動車資本を導入する商社の裏話。
他社との競合や社内の
反対勢力が壱岐正にどのように
対するのか?
副社長の里井が倒れた!
これから壱岐はどう処理して行くのか?
小雪ちゃんの千里は日本に帰る。
これから二人は?
http://wwwz.fujitv.co.jp/fumouchitai/story/index.html#contents
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壱岐正は、副社長の里井達也(岸辺一徳)とともに、千代田自動車との提携を目指して米自動車産業ビッグ3の一角、フォーク社との交渉に臨んだ。千代田自動車側は、フォーク社の出資比率を25%以下にしたいと主張していた。それに対してフォーク社側は、重要決議に拒否権を行使できる33.4%以上でなければ交渉には応じない、としていた。
そこで里井は、腹心である業務本部長の角田保(篠井英介)とともに新たなプランを作成する。それは、壹岐たちが進めてきた提携話を白紙に戻し、フォーク社と千代田自動車が対等の出資比率で新たな合弁会社を作るというプランだった。
壹岐らとともにデトロイトのフォーク社を訪れた里井は、フォーク会長(アレキサンダー・バリ)との会談を行った。その席でフォーク会長は、新たな合弁会社を作るという里井の提案に強い興味を示し、千代田自動車の経営状況を調べた上で検討する、と答える。
里井は、さっそく社長の大門一三(原田芳雄)に連絡をとり、来月フォーク社が日本に覆面調査団を派遣するところまでこぎつけたことを報告する。里井は、調査団の受け入れ準備も自ら主導するつもりでいた。そんな里井に、壹岐は、千代田自動車がフォーク社と合弁会社を作るプランに納得するとは思えない、と進言する。仮に50対50の対等出資で合弁会社をスタートさせても、あっという間にフォーク社に飲み込まれてしまう危険性があるからだった。一方、フォーク社にしても、千代田自動車の経営状況が予想以上に悪化していることを知ったらこの話から手を引く可能性が高かった。
しかし里井は、壹岐の言葉をさえぎり、自分の案が通らなかったからといって水を差すのは止めろと言い放つ。そのとき、突然、里井が苦しそうに胸を押さえて倒れこんだ。壹岐や角田は、救急車を呼んで里井を病院に運んだ。狭心症の発作だった。
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千里との結婚を考えているのかと問われた壹岐は、一瞬戸惑いながらも、どんな形にせよ彼女の将来を見守ってやらなければならないと思っている、と答えた。
千里は、壹岐と結ばれたものの、不安を抱えて苦しんでいた。壹岐は、そんな千里に、気持ちはわかっているつもりだし、すべてはこれからじゃないか、と言葉をかける。
別の日、無事帰国した里井は、大門のもとを訪れる。大門は、里井の体調を気遣い、無理をしないよう助言した。里井ひとりに頼っていたことへの反省も踏まえ、フォーク社との今後の交渉に関しては、壹岐をもっと使う体制にするつもりだという大門。すると里井は、いきなり激高し、出世のために自分を重病人に仕立て上げる壹岐は恐ろしい男だ、などとまくしたて、大門を驚かせる。
1週間後、フォーク社を訪れた壹岐は、アジア渉外担当のプラット(ニコラス・ペタス)から、日本を訪れる5人の調査団メンバーを紹介される。重要なのは、千代田自動車と外資が提携するのではないかということで目を光らせているマスコミ対策だった。
先乗りして東京で調査団を出迎えた八束や不破秀作(阿南健治)は、慎重に彼らをホテルまで送り届けた。だが、八束たちからの報告で、日本にやってきたのは5人ではなく4人だと知った壹岐は、強い不安を抱き…。

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2009年12月20日 (日)

★TV:不毛地帯:第十話★

★TV:不毛地帯:第十話★
今回も海外資本の導入の話。H2112201
しかし壱岐と千里の話にかなりの時間を使っている。
http://wwwz.fujitv.co.jp/fumouchitai/story/index.html#contents
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アメリカ近畿商事の社長に就任した壹岐正(唐沢寿明)は、経営が悪化していた千代田自動車と、米自動車産業ビッグ3の一角、フォーク社との提携を画策した。交渉は困難を極めたが、陸軍士官学校の同期でもある韓国の光星物産会長・李錫源(榎木孝明)の助力を得た壹岐は、フォーク会長(アレキサンダー・バリ)との会談に成功し、千代田自動車との提携に関する委任状を取り付ける。
社長の大門一三(原田芳雄)に委任状を届けるため、帰国することになった壹岐は、途中、韓国に立ち寄り、李のもとを訪れた。李の仲介により、崔大統領(鶴田忍)に会う機会を得た壹岐は、ソウルで地下鉄の敷設計画があり、日本の援助を必要としていることを知る。
帰国した壹岐は、副社長の里井達也(岸辺一徳)を訪ね、千代田自動車とフォーク社の提携に際し、連絡に行き違いがあったことを謝罪すると、崔大統領から得た韓国の地下鉄計画の情報を伝える。それは、里井抜きで提携話を進めたことに対する、壹岐からの手土産だった。里井は、その話に飛びつき、自ら大門に伝えて対策を立てる、と答える。その際、里井は、副社長のひとり、一丸松次郎(山田明郷)が次期社長の座を狙って積極的に派閥作りを進めている、と切り出し、壹岐に意見を求めた。それに対して壹岐は、次期社長は、大門を長年支えてきた里井をおいて他には考えられない、と答える。
東京本社に顔を出した壹岐は、一丸に呼び止められる。一丸は、計画が差し戻された韓国の合繊プラントが、壹岐の交渉のおかげで再検討されることになり、喜んでいた。別れ際、一丸は、里井のことを持ち出し、壹岐が東京に戻ったら関連会社に出すつもりでいるから気をつけたほうがいい、と忠告する。
その夜、壹岐は、銀座で開かれていた秋津千里(小雪)の個展に顔を出す。壹岐が帰国した日に、ちょうど千里から案内状が届いたのだ。2年ぶりの再会を果たしたふたりは、互いに目に見えない結びつきのようなものを感じていた。そこで壹岐は、千里にとって一番思い入れが強い作品だという青磁の壺を譲ってもらう約束をする。
****************H2112202
数週間後、ニューヨークに千里がやってきた。食事をともにし、ダンスを踊る壹岐と千里。ふたりは、離れがたい思いを抑え、再会を約束して別れた。
別の日、壹岐は、フォーク社との交渉に先がけてデトロイトを訪れ、フォーク側から出資比率を33.4%まで下げてもいいという了承を得る。
約束通り千里と再会した壹岐は、ニューヨークのレストランで食事をともにする。千里は、美術館だけでなく、アーリントン墓地などを見学してきたのだという。
店を出た壹岐は、もう少し話がしたい、という千里の願いを聞き入れ、彼女をアパートに案内する。そこでふたりは、遂に結ばれる。
   

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